この記事では低価格でありながら、ipad airなどこれまで主流とされていた端末に迫る、分野によってはそれ以上の高性能を誇り、現在非常に高い人気を誇るHUAWEIのタブレット端末MediaPad M3をご紹介します。
高画質液晶、アメリカの音響機器メーカーハーマンカードンがチューニングを行った、音響チップを搭載するなどエンタメに特化したこの端末の細かなスペックから、楽天モバイルでの料金プランまで合わせてご紹介していきます。ご購入の際の参考になれば幸いです。
HUAWEI MediaPad M3のスペックを紹介その特徴とは?
まずは簡単にスペックを見ていきましょう。楽天モバイルが紹介するスペックを参照しますと以下のようになります。
- スペック
- プラットフォーム Android™ 6.0(0にアップデート可能)
- プロセッサー/動作周波数 HUAWEI Kirin950(オクタコア)
- 液晶ディスプレイ/解像度 約4型 IPS液晶/2560 x 1600ドット
- メインメモリ シルバー:4GB
- ゴールド:4GB
- 記録装置 シルバー:32GB
- ゴールド:64GB
- Webカメラ アウトカメラ:800万画素
- インカメラ:800万画素
- バッテリー容量 5,100mAh
- サイズ 高さ5mm×幅124.2 mm×厚さ7.3mm
- 質量 約310g
- SIMサイズ nano SIM
- カラー シルバー、ゴールド
- 発売日2016年12月16日
- 色シルバー・ゴールド(LTE対応プレミアバージョン)
- キャンペーン適用前の一括払い料金、分割払いの月料金
- シルバー
- 一括料金37800円(税別)
- 分割料金 1701円(分割手数料抜き)24回払い
- ゴールド
- 一括 42800円(税別)
- 分割料金1926円(分割手数料抜き)24回払い
順を追って見ていきましょう。
ベンチマークスコアで高得点を獲得した高性能端末
まず特筆すべきはその基本性能でしょう。エンタメに特化した端末として知られる、MediaPad3ですが、それを支えているのは高い基本性能です。スマホなどのベンチマークテストでおなじみのアプリAntutuのスコアでは余裕で90000点以上をたたき出すなど30000円台で買える端末としてはタブレット、スマホ問わず非常に高性能です。
またCPUなど単体でみてもオクタコア2.8ghzに対応している高性能なkirin950を搭載しており、メモリは4GBとその性能の高さがうかがえます。正直なところちょっと価格帯が上のノートパソコンよりもこちらの方が高性能です。キーボードを用意すれば、ビジネスにも問題なく使えるほどの性能です。また、これくらいの性能であれば、ダウロードしなくても、動画音楽、漫画などは問題なく楽しむことのできます。また、ゲームも多くのものは快適に楽しむことができるでしょう。
2K動画にも対応高解像度の液晶でありながら、軽くて小型
高解像度の液晶を採用しており、2Kの動画にも対応が可能です。ゲームから動画まで、高画質で楽しむことができます。単に高画質なだけでなく、狭額縁を採用し、ディスプレイ占有率84パーセントを誇り、小型化、軽量化にも成功しています。約310gと非常に軽量です。似た大きさのipad air2が448gです。実に100g以上もMediaPadの方が軽いです。こういったことから、この大きさのタブレットとしては珍しく、片手で持つことも可能です。
また、ブルーライトカット機能も搭載しており、単に高画質なだけでなく、就寝前の読書やゲームも問題なくできます。
ハーマンカードンと共同開発した、音響チップを搭載
音質面にもMediaPad M3は非常に力を入れています。アメリカの世界的音響機器メーカーハーマンカードンが監修、チューニングを行った旭化成エレクトロニクスの「AK4376」オーディオチップセットを搭載しているのです。これにより、クリアで解像度の高い音を実現しています。現状タブレットやスマホに搭載されているオーディオチップでは業界最高峰の機能を誇るものです。また、上下にスピーカーを搭載しており、イヤホンや外部機器を利用しなくても迫力のある音を楽しむことができます。また、横向きにした際に立体感のある音を楽しめる設計になっています。縦方向でも自動的に音響バランスをとってくれるので安心して使えます。
低音部はさすがにスピーカーの大きさの問題もあり、外部プレーヤーにはかないません。ですが、低価格帯の外部機器を利用するくらいであればこちらの内臓スピーカーを利用したほうがいいでしょう。仲間と一緒に音楽を聴いたり、なんてこともできるわけですね。
タッチパネルの役割も果たす便利な指紋認証
MediaPadM3の指紋認証は前面についています。これは指紋認証以外にもタッチパネルとしての機能も兼ねています。長押しでホーム、スワイプでアプリ履歴を確認することができるなど便利です。これがあるためにナビゲーションキーが廃止されています。慣れるまでは使い方がわかりづらいという声も多いですが、慣れるとこれ一つで、すべてまかなえてしまうため、キー操作には戻れない、そんな声も多数あります。
高級感のあるアルミ削り出しで作られたボディ
また、MediaPadm3ではアルミ素材1枚からから削り出して作ったボディを採用しています。Ipadなどでも採用されている技術で非常に高級感があります。これまでのHUAWEI製品というと、apple製品に寄せすぎているところもあったのですが、このmediapadでは削り出しボディという同様の技術は作用しつつも、淵にダイヤモンド加工を施す、薄型軽量化を実現するといってHUAWEIならではの技術が採用されています。
通話SIMにも対応、電話をすることもできるタブレット
タブレット端末というと、通話シムに対応していないものも多いのですが、この端末SIMフリーです。通話シムにも対応しており、この端末を使って電話も可能です。サイズはこれまでのタブレット端末と比べると片手での利用も可能なので、これまでのスマホのような利用方法もできます。先ほど説明したとおり、CPU性能も高いです。外部キーボードを導入すればノートパソコン的な使い方もできます。場合によってはビジネス利用であればこれ一台で済み、無駄にノートパソコンなどを持ち歩かなくてもすみます。
HUAWEI MediaPad M3購入はこんな人におすすめ
ここまで仕様や特徴をご紹介してきました。この端末は以下のような使い方をしている人におすすめできる端末といえるでしょう。
- 動画や音楽などエンターテインメントをがっつり楽しみたい人
- ビジネスでの利用
MediaPad m3基本性能が非常に高いです。ビジネス場面での利用にもおすすめです。先ほども説明しましたように、持ち運びに便利なサイズです。かつ通話シムも利用可能。これ一台で、電話、ネット、事務作業などが行えてしまいます。デザイン、プログラミングなどの用途でなければ、これがあれば機能ごとに分けて持つ必要はないわけです。
ただ、やはり、音響面、映像面に非常に力を入れているモデルです。一番おすすめな使い方は、動画視聴、音楽鑑賞、読書などでしょう。横向きに最適化されたスピーカー、ブルーライトカット搭載などかゆいところに手が届きます。ただ、ゲームに関しては3Dチップの性能があまり高くなく、一部の3D対応ゲームに関しては快適に楽しむことができないので注意が必要です。
HUAWEI MediaPad M3のデメリットや注意点
現状30000円台前半という価格帯を考えるとあまりデメリットはないモデルです。あえて上げるとすれば一つデメリットがあります。繰り返し説明してきた、3Dチップの部分です。オクタコアのCPU、4GBのメモリを採用しながらも、ベンチマークスコアが90000点台にとどまっている原因はここによるところが多いと個人的には思っています。3D機能単体のベンチマークスコアではだいぶ古いNexus7(2013年発売)よりも性能は低いのです。3D対応のゲームはあまり快適に楽しめないです。こういったゲームも楽しみたいという人にはお勧めできない端末です。
楽天モバイルなら長期契約で最大20000円引き
楽天モバイルでもこのMediaPad M03は端末とシムのセット販売がなされています。現在、この端末に限らず、楽天モバイルではHUAWEI端末の発売に力を入れています。お安く購入が可能です。一般的に適用が可能な割引としては長期契約割引があります。
- 2年契約で10000円割引
- 3年契約で20000円割引
となっています。またこれ以外にも楽天カードを同時に申し込むと5000円割引、2回線以降は3か月基本利用料が無料になる割引キャンペーンが現在適応可能で、お特に購入することが可能です。
HUAWEI MediaPad M3の口コミやレビュー
ここでは大手口コミサイトを参考にこの端末のメリットデメリットをご紹介していきます。
大きく分けると以下のようなものが現在まで報告されています。
- メリット
- 低価格で高性能
- サイズが小さい
- 通話シム利用可能
- デメリット
- 3Dの性能がいまいち
- ボディがつるつるしていて持ちづらい
- 何点か不具合がある
まずメリットに関してですが、多くの方がMediaPadm3のコストパフォーマンスを評価しています。価格以上に性能高いというのが利用者の多くの認識です。またサイズが小さいこと、通話シムが利用可能なこともメリットと考えている方が多いようです。サイズが小さく、通話シムが利用可能ということで、PC、スマホ両者のいい点を両方持っている端末といえ、そういう部分が評価されているということでしょう。
デメリットに関しては、上でご説明してきた3D性能が悪いという部分を多くのかたが指摘しています。エンターテインメントを重視していながら、3Dゲームなどへの適応率はあまり高くないというこの端末の欠点をデメリットだと思っている人は多いようです。またあまり数は多くありませんでしたが、実際の仕様に関して影響度の高いデメリットに関する口コミとしては、ボディが持ちづらい、ソフトウェア上の不具合がある、というものでした。
ハードやソフト面での不具合
まずボディに関してなのですが、アルミ削り出しのボディで、つるつるしていて、持ちづらいという感想をもつ方が少なからずいます。利用にはケースが必須だといえます。また、それ以外に関してはまずハード面ではbluetoothとwifiの混線という不具合が報告されています。2.4ghz帯のwifiとbluetoothが混線してしまい、イヤホンがうまく利用できない、インターネットに接続できないという問題が発生する場合が報告されています。
また、ソフト面ではホーム画面を純正のEMUI以外のものに変えると、一部アプリケーションが起動しなくなるという不具合が報告されています。利用の際にはこうした点に注意することが必要ですね。
まとめ
今回は現在人気のHUAWEIが販売するタブレット端末、MediaPad M3をご紹介してきました。エンターテインメントに特化した端末でながら、低価格、かつ通話SIMにも対応しており、幅広い利用方法が期待できるタブレット端末であることがわかっていただけたかと思います。
2016年発売の比較的古い端末ではあるのですが、いまだに人気の高い機種です。まだまだその他の機種に比べ性能でアドバンテージを持っている機種です。
また現在はliteモデルplusモデル,10インチ液晶搭載モデルも販売されており、選択肢も広がっています。非常にお得な端末と言えます。
タブレット端末ご購入の際の選択肢の一つとしておすすめできます。